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なぜ「返信を寝かせる人」がいるのか:脳が起こす“返信ストレス”の正体

心理
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 LINEでもメールでも「返信しなければ」と思っているのに、なぜか返せないことがあります。まず、メッセージを開いて、内容を読んで、閉じて、また後で返そうと思ってしまいます。そして、それは、緊急な連絡を除いて起こりそうです。さすがに、緊急度が高いものはそれを自覚しているので速く返信をしますが。

 しかし、これは決して“相手が嫌いだから”ではありません。受信し返信しなければと考えたその瞬間、脳の中では 完璧主義・自意識・タスク過多・認知負荷が複雑に絡み合い、返信という行為そのものがストレス化してしまうようです。

 そこで、このブログでは、返信を寝かせてしまう人の頭の中で何が起きているのかに注目します。そして、返信を寝かせる人について、返信ストレスを減らす方法について調べましたので以下に説明します。

返信を寝かせる人は「嫌いだから返さない」のではない

 返信を待っている側は、 「無視されているのかな?」 「嫌われているのかも」 と感じてしまうことがあります。しかし、心理学的には、返信の遅さ=相手への感情という関係ではありません。返信を寝かせる人の脳内では、次に示すような“心理的ハードル”が立ち上がっています。

完璧主義:返信のハードルが不必要に高くなる

 完璧主義の人は、返信を「ただの返事」ではなく、“正しく返さなければならないタスク” として扱います。例えば、以下のように扱います。

  • 変な文章になっていないか
  • 誤解されないか
  • 失礼ではないか
  • もっと良い言い方があるのでは

 そして、こうした“文章の最適化”を無意識に求めるため、返信の難易度が上がり、脳が負荷を感じます。そこで、結果として、「今は返せない」→寝かせるという流れが起きることになります。

自意識の強さ:相手の反応を過剰に予測してしまう

 返信を寝かせる人は、相手がどう感じるかを過剰に予測する傾向があります。例えば、以下のような予測です。

  • この返信で嫌われないか
  • 変に思われないか
  • 返した後の会話が続くのが負担
  • 返したらすぐ返ってきて、また返さないといけないかも

 そこで、こうした“未来の負荷”を脳が予測すると、返信は単なる行為ではなくストレス源になります。そして、脳はストレスを避けるため、「後で返そう」という判断をします。

タスク過多:脳の前頭前野が渋滞している

 また、返信は「意思決定」を必要とする行為です。そして、その意思決定は前頭前野が担当しています。しかし、仕事・家事・予定・情報処理などが多いと、 前頭前野はすでに“渋滞状態”になっています。そこで、その状態で新しいタスク(返信)が入ると、「今は処理できない」と脳が判断してしまいます。そして、返信を後回しにします。これは怠けではなく、脳の処理能力の限界ということになります。

認知負荷:メッセージの内容が重いと脳がフリーズする

 メッセージの内容が、長文、感情的、相談、判断を求める、予定調整などの場合、脳は「負荷の高いタスク」と認識します。そして、負荷が高いタスクは、 脳が「後でやろう」と判断しやすくなります。これは心理学でいう 先延ばし(プロクラスティネーション)の典型です。

脳の省エネモード:疲れていると返信できない

 脳が疲れていると、 前頭前野の働きが弱まり、意思決定ができなくなります。そこで、疲労時の脳は、 「最も楽な選択」を取るようになります。また、返信に必要なのは、以下のような意外と多くの認知資源が必要になります。

  • 文を考える -相手の気持ちを推測する
  • 誤解がないように調整する

 そこで、疲れていると、脳は、「今は無理。後で返そう」と判断します。これが“返信を寝かせる”最大の理由になります。

今日からできる「返信ストレス」を減らす方法

返信のハードルを下げる

 「とりあえず返す」を許可すようにします。そして、完璧な文章を求めないようにします。

返信の時間帯を決める

 朝・昼・夜など、脳が疲れていない時間にまとめて返すようにします。

長文は“要点だけ返す”

 長文に長文で返す必要はありません。そこで、要点だけ返すと負荷が減ることになります。

自分の疲労度を把握する

 疲れているときは返信しないようにします。つまり、脳の状態を優先するようにします。

まとめ

 ここまで、返信を寝かせる人について、返信ストレスを減らす方法について説明しました。まず、返信を寝かせる人について、返信を寝かせる人は「嫌いだから返さない」のではない5つの理由を説明しました。つぎに、返信ストレスを減らす方法について、4つの方法を説明しました。

 まず、返信を寝かせてしまうのは、 決して相手が嫌いだからではありませんでした。そして、そこには、以下のような理由がありました。

  • 完璧主義
  • 自意識の強さ
  • タスク過多
  • 認知負荷
  • 脳の疲労

 また、これらが重なると、返信は“ただの返事”ではなく、脳にとって負荷の高いタスクになります。そこで、返信ストレスを減らすには、返信のハードルを下げること、脳が疲れていない時間に返すことが効果的です。そして、返信が遅い人は怠けているのではなく、本能で脳が守ろうとしているだけということになります。

 このように、いろいろな状況で返信を寝かせていました。確かに、内容がややこしいので後でやろうと考えてしまうことは多々あったような気がします。すべての返信を寝かせてしまうようであれば、返信のストレスを減らすなどの対応をした方が良いような気がします。また、すべてのメールをすぐに返信するのがすべて良いかというのは、返信内容によるような気がしました。「了」、「( ´∀` )」「!」が重要な内容のものへの返信であれば問題があるような気がします。内容によって返信を寝かせてよい許容範囲があるような気がします。そして、その範囲内で返信することが重要な気がしました。

 

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