雨が降ると、タクシーが全滅して移動に苦労することがあります。そして、そのような状況がテレビで流されることがあります。また、外に出るのが億劫で、家に引きこもってしまうこともあります。歩くのに時間がかかったり、濡れたりするために行動が変わってしまうことがあります。
このように、雨の日は何かと不便が多いものです。しかし、私たちの脳と財布にとって、雨の日は「最大の罠」が潜んでいる日でもあるようです。そこで、「雨だからどこにも出かけないし、今日はお金を使わないはず」と思います。しかし、気づけばスマホで服や家電をポチっていたり、デリバリーを頼みすぎたりしています。また、近年の行動経済学などの研究で、雨の日は「人の購買意欲が上がりやすい」ことがわかっているようです。
そこで、このブログでは、天候と感情がどのように私たちの財布に影響を与えるのかに注目しました。そして、その心理、消費行動と捕まらないタクシーの関係、防衛策について調べました。以下に説明します。
なぜ?雨の日に「購買意欲」が爆上がりする3つの心理的理由
- 低気圧とセロトニン低下による「補償行動」
- 要因:
雨の日は日照不足や低気圧により、脳内の幸せ物質「セロトニン」の分泌が減少します。そして、これにより、無意識に気分が落ち込みやすくなります。 - 行動:
脳が手軽にテンションを上げようとします。そして、「買い物による達成感・ワクワク感」を求める「補償行動」を起こします。つまり、ドーパミンの放出されるような行動をとります。
- 要因:
- インドア化による「オンライン滞在時間」と「選択疲れ」の発生
- 要因:
外出できないことがあります。 - 行動:
スマホやPCを見る時間が激増します。そして、ダラダラと画面を見ることで脳の自制心(理性のブレーキ)が磨耗します。
- 要因:
- 「雨の日の自分への甘やかし」という心理的口実
- 心理的口実をつくります。それは、「雨の中がんばったから」「外に出ない分の浮いた交通費・外食費があるから」です。このようにして、決済の罪悪感を減らしています。
「タクシーがつかまらない」現象と消費行動の共通点
- 需要過多と「今すぐ楽になりたい」感情のバッティング
- 雨の日は「歩きたくない・濡れたくない」という全員の需要が同時に跳ね上がります。そのためタクシーがつかまらなくなります。
- 買い物も全く同じです。「雨による不快感から今すぐ楽になりたい・気分を晴らしたい」という強い欲求が生まれます。そして、衝動買いを誘発します。楽をするという共通点があります。
雨の日の「無駄遣い・罠」を防ぐための4つの防衛策
- カートに入れても「晴れるまで決済ボタンを押さない」
- 「雨の日ルール」として、欲しいものはカート(お気に入り)に入れるにとどめます。そして、一晩置いて天気が回復した翌日に見直すテクニックを用います。
- 「買い物」以外のセロトニン分泌方法を用意する
- 温かいお風呂に入る、好きな音楽を聴く、温かいホットドリンクを飲むなどをします。これにより、お金を使わずに脳を満足させる代替行動をします。
- スマホの「買い物アプリ」を視界から外す
- 暇な時に無意識でECサイトを開かないようにします。ホーム画面のフォルダ奥深くに隠すか通知をオフにします。
まとめ
ここまで、その心理、消費行動と捕まらないタクシーの関係、防衛策について説明しました。まず、その心理について、雨の日に「購買意欲」が爆上がりする3つの心理的理由を説明しました。つぎに、消費行動と捕まらないタクシーの関係について、「タクシーがつかまらない」現象と消費行動の共通点を説明しました。最後に、防衛策について、雨の日の「無駄遣い・罠」を防ぐための4つの防衛策を説明しました。
まず、雨の日にネットショッピングで散財してしまうのは、意志が弱いからではありませんでした。それは、低気圧による気分の落ち込みを脳が買い物で補おうとしています。そこには、「天候と感情の心理学」が関係しています。その例を以下に示します。
- 雨の日は脳のセロトニンが減り、買い物の快感を求めやすくなります。
- 「雨だから」という心理的口実が理性のブレーキを外します。
- 欲しいものはカートに入れて「晴れの日」に再確認します。
次に雨が降って買い物がしたくなったとします。その際、「今自分の脳は雨のせいで買い物がしたくなっているな」と客観的に気づくことができれば進歩があったと捉えることができると思われます。

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