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なぜ「レビューの悪い方ばかり」読んでしまうのか:脳が危険情報を優先する理由

脳科学
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 何か買い物をしようとした時、ネットショッピングサイトの商品レビューを見ます。そこで、商品レビューの悪い評価ばかり気してみてしまいます。そこで、「買って大丈夫かな?」、 「この欠点は致命的じゃない?」などと悪いレビューを延々と読み続けています。

 しかし、この悪い評価ばかり気にしてしまうのは、あなたの性格の問題ではないようです。つまり、脳が“危険情報を優先する”ように進化しているために起こる自然な反応のようです。また、レビューという形式は、 脳が「悪い情報の方が役に立つ」と判断しやすい構造になっています。そのため、悪いレビューばかり読んでしまうのは当然のことのようです。

 そこで、このブログでは、 なぜ悪いレビューに引き寄せられるのかに注目することにしました。そこで、レビューの悪い方ばかり読んでしまう要因、悪いレビューばかり読んでしまう人の特徴、レビューに振り回されない方法について調べましたので以下に説明します。

レビューの悪い方ばかり読んでしまう要因

脳は「危険情報」を優先処理するようにできている

  • ネガティビティ・バイアス(negativity bias)
  • 危険を見逃すと命に関わるため、脳は悪い情報を強く処理する。
  • 良い情報より悪い情報の方が記憶に残りやすい。
     →   レビューで悪い評価が目に入りやすいのは脳の仕様です。

レビューは「悪い情報の方が役に立つ」構造になっている

  • 良いレビューは「普通に使える」という確認です。
  • 悪いレビューは「買ってはいけない理由」です。
     →   脳は“損失回避”のために悪い情報を重視します。
  • そして、「得するより損しないこと」を優先するのが人間の意思決定です。

レビューは“リスクの一覧”になりやすい

  • 悪いレビューは具体的で詳細です。
  • 良いレビューは抽象的で短いことが多いです。
     →   脳は具体的な情報を「重要」と判断します。
  • そして、その結果、悪いレビューの方が説得力を持ちます。

「自分に起こるかもしれない」と脳が錯覚する

  • レビューは“他人の体験”だが、脳は自分の未来としてシミュレーションします。
  • 「この不具合、私にも起こるかも」と危険予測が働きます。
     →   そして、そのため悪いレビューが強烈に刺さります。

レビューの“感情の強さ”が脳を引き寄せる

  • 悪いレビューは怒り・不満・失望など感情が強いものです。
  • 強い感情は脳の扁桃体を刺激し、注意を奪います。
     →   そのため、良いレビューより悪いレビューの方が目立ちます。

レビューの「数の偏り」が錯覚を生む

  • 100件中5件の悪いレビューでも、脳は「危険」と判断しやすい。
     →   そこで、少数の悪い情報が全体評価を支配します。
  • そして、これは“確率の誤判断”による錯覚です。

悪いレビューばかり読んでしまう人の特徴

  • 完璧主義
  • 失敗回避傾向
  • 過去に買い物で失敗した経験
  • 不安が強いと危険情報を過剰に拾う
     →   つまり、性格ではなく脳の処理傾向です。

レビューに振り回されない方法

① “割合”で判断する
  • 悪いレビューの数ではなく、全体の比率を見ます。
  • 5%なら「ほぼ起こらない」と脳に言語化します。
② 悪いレビューの“原因”を分類する
  • 初期不良
  • 個体差
  • 使い方の問題
     →   まず、自分に当てはまるかを冷静に判断します。
③ 良いレビューを「意図的に」読む
  • 脳は悪い情報を自動で拾うため、良い情報は意識的に読む必要があります。
④ 自分の基準を決める
  • 「これだけ満たしていれば買う」
     →   他人の基準に振り回されなくなります。

まとめ

 ここまで、レビューの悪い方ばかり読んでしまう要因、悪いレビューばかり読んでしまう人の特徴、レビューに振り回されない方法について説明しました。まず、レビューの悪い方ばかり読んでしまう要因について、脳は「危険情報」を優先処理する悪い情報の方が役に立つ構造リスクの一覧になりやすい脳の錯覚レビューの感情の強さ数の偏りの錯覚を説明しました。つぎに、悪いレビューばかり読んでしまう人の特徴について、4つの特徴を説明しました。続いて、レビューに振り回されない方法について、4つの方法を説明しました。

 まず、レビューの悪い方ばかり読んでしまうのは、 脳が危険情報を優先するようにできているからでした。そして、以下のような要因が関係していました。

  • ネガティブバイアス
  • 損失回避
  • 感情の強さ
  • 具体性の高さ
  • 自分への危険予測

 つまり、悪いレビューに引き寄せられるのは性格ではなく脳の仕組みでした。そして、誰にでも起こる自然な反応です。そこで、大切なのは、悪いレビューを「危険の一覧」として扱い、冷静に分類することでした。加えて、良いレビューも意図的に読みます。そして、レビューに振り回されず、自分の基準で選べるようになることが重要な気がしました。

 なお、私の場合もレビューは悪いものを参考にします。そして、どういう内容かを精査します。そこで、感情が強いものを除きます。良い点は、商品説明などでわかるからです。そして、そこには、損失回避が隠れているような気がしました。

 

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