休日に大好きな趣味を楽しもうと思っていたのに、気づけばスマホを触ったまま数時間が過ぎていた。また、やってみたい勉強などがあるのに、なぜか取りかかるまでが一番しんどく感じてしまいます。しかし、自分の好きなことや「やりたい!」と思っています。それなのに、始めるまでに強い抵抗感や重さを感じることがあります。
そこで、「自分は意思が弱いのかな」と責めてしまう人も多いかもしれません。しかし、始めるまでの億劫さ(ハードル)には明確な心理的・科学的理由があるようです。そのため、あなたの意志やモチベーションの問題ではないようです。
そこで、このブログでは、やりたいことなのに動けない原因について注目することにしました。そして、その理由、動き出すための処方箋について調べましたので以下に説明します。
なぜ?「やりたいこと」なのに始めるまでが億劫な4つの理由
- 脳が持つ「変化を嫌う」仕組み(現状維持バイアス)
- 脳は省エネを好みます。どれだけ楽しいことでも「新しい行動を始める=エネルギーを消費する状態」へ変化を本能的に避けようとします。
- 「完了までの工程」を無意識に一括計算している
- 「動画編集をしよう」と思います。そして、頭の中では「パソコンを起動し、ソフトを開き、素材を読み込み、カットして…」と考えます。つまり、全工程を一度に処理しようとし、脳がオーバーヒートしています。
- 無意識の完璧主義(始めるからにはしっかりやらねば)
- 「まとまった時間がないとできない」「集中して成果を出さなくては」という思い込みがあります。そして、この思い込みが着手へのハードルを自ら上げています。
- 決断疲れ(意志力の摩耗)
- 仕事や日常の些細な選択などにより疲れてしまいます。そして、始める頃には脳の意思決定エネルギー(ウィルパワー)が残っていない状態になります。
今日からできる!「億劫さ」を消してスムーズに動き出す5つの処方箋
- 「2分ルール」で着手のハードルを限界まで下げる
- 「1時間勉強する」ではなく「本を開くだけ」「ファイルを開くだけ」にします。そして、始めてしまえば、脳の「作業興奮」が働き、そのまま続けやすくなります。
- 「準備の動作」だけをあらかじめ済ませておく
- 前日の夜にデスクの上に道具を出しておく、アプリを立ち上げたままにしておくなどをします。そして、最初の1歩目の摩擦(摩擦係数)をゼロに近づけます。
- 「時間」ではなく「行動」をトリガーにする(If-Thenプランニング)
- 「○時になったらやる」という時間をきっかけにしません。例えば、「コーヒーを淹れたら、ノートを開く」のように日常の既にある習慣に紐付けるようにします。
- 「不完全なスタート」を自分に許可する
- 「5分だけやって嫌ならやめてOK」「駄作でもOK」とハードルを下げます。そして、完璧主義によるプレッシャーを解除します。
- 「やりたいこと」を細分化して1タスクを小さくする
- 「イラストを描く」→「キャンバスサイズを開く」までタスクを切り刻みます。
まとめ
ここまで、やりたいことなのに動けない原因について、その理由、動き出すための処方箋について説明しました。まず、その理由について、4つの理由を説明しました。つぎに、動き出すための処方箋について、5つの方法を説明しました。
まず、始められないのは、意志やモチベーションの問題ではありませんでした。それは、脳の自然な防衛反応や心理的な仕掛けによるものでした。つまり、以下のような原因と対策がありました。
- 原因:脳の省エネ本能、完璧主義、工程の全体計算による脳の疲労
- 対策:着手ハードルを極限まで下げ、「最初の1歩」だけを踏み出す工夫をする
つまり、「まずは1分だけ触ってみよう」という軽い気持ちで、目の前の小さなハードルにします。そして、その小さなハードルを越えるようにします。そこで、一度動き出しさえすれば、あとは自然と「やりたいこと」を楽しめる自分が待っている可能性が高いような気がしました。

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