「私はこういう性格だから、仕方ない」と思ってしまうことが良くあります。そして 、自分にラベルを貼って諦めてしまっていることが多々あります。この考え方は、多くの人がされているのを聞いたような気がします。
- 新しいことに挑戦したいのに、腰が重くて動けない。
- 人前で話そうとすると、頭が真っ白になってしまう。
- 「自分は運が悪い」と感じて、チャンスを逃し続けている。
これらを「意志の弱さ」や「内向的な性格」のせいだと思い込んでいるなら、それは誤解です。これは、脳が、あなたを守ろうとして引き起こしている「正常な反応(脳のバグ)」の影響のようです。そして、そこには、人生の停滞を招く悩みにはすべて「仕組み」と「対策」が存在します。ここでは、人生を縛っている「脳の3つのバグ」を解き明かすために調査しました。そこでは、根性に頼らずに自分を動かすための「脳の取扱説明書」をまとめるようにしました。性格を変える必要はありません。脳を上手にハックする方法を説明します。なお、このブログは、以前に書いた3つのブログを「脳の勘違い、バグ」に注目し、整理しています。
このブログでは、なぜ、頑張っても人生が変わらないのか?、私たちがハマりやすい「3つの脳の罠」、今日から「自分を操る側」に回るための共通ステップについて以下に説明します。
なぜ、頑張っても人生が変わらないのか?
「変わりたい」と願って努力しているのに、気づけば元の自分に引き戻されている。そして、そんな経験がありそうです。また、私たちが変われない最大の理由は、根性が足りないからでも、才能がないからでもありません。つまり、「脳のOS(基本ソフト)」が、原始時代のままアップデートされていないからです。そして、脳の最優先事項は、あなたの「成長」ではなく「生存」です。そこには、人間の脳が進化してきた中での現在のような状況がわずかな期間というのもあるかもしれません。
そして、新しい挑戦や変化は、脳にとって「死の危険」を伴うリスクでしかありません。そのため、頑張ろうとするほど、脳は強力なブレーキ(拒絶反応)をかけて自分を守ろうとします。つまり、頑張っても変われないのは、脳が「正常に機能している証拠」になります。また、人生を変えるために必要なのは、意志の力で脳と戦うことではありません。それは、脳のクセを理解して「正しく操作すること」になります。
- 多くの人が「性格」や「才能」のせいにしています。しかし、実は「脳の仕様」を無視して無理をしようとしているだけです。
- 脳のクセを知れば、根性に頼らずに自分を動かせるようになります。
私たちがハマりやすい「3つの脳の罠」
私たちの人生を足止めする、代表的な「3つの脳のバグ」をご紹介します。そして、それぞれの仕組みを知ることで、悩みは「解決可能な課題」へと変わると思われます。
「始められない」バグ:現状維持バイアス
新しい一歩が踏み出せないのは、脳が変化を極端に嫌い、今の状態をキープしようとするからです。また、これは重い荷物を動かし始める瞬間に最大の力が必要な「静止摩擦力」のようなものです。
- 解決のヒント: 脳が気づかないほど小さな「0.1」の行動から始めます。
- キーワード:現状維持バイアス、静止摩擦力、完璧主義
- [🔗 詳細は「なぜ人は“ゼロから始める”のが苦手なのか?」へ]
「話せない」バグ:防衛本能の誤作動
人前で頭が真っ白になるのは、脳が「大勢の視線=敵の攻撃」と誤解します。また、戦うか逃げるかのモード(戦闘態勢)に入るからです。そして、思考が止まるのは、生き残るために論理回路を一時停止させているだけ。
- 解決のヒント: 視線の正体を解き明かし、意識のスポットライトを「自分」から外します。
- キーワード:防衛本能、スポットライト効果、自己注目
- [🔗 詳細は「“人前でうまく話せない”のは性格ではない?」へ]
「運が悪い」バグ:確証バイアス
「自分は運が悪い」と思い込むと、脳は不運な出来事ばかりを検索して集めるようになります。しかし、一方で、身近にある幸運の種をスルーしてしまいます。つまり、運の良し悪しは、確率ではなく「情報の拾い方」の問題になります。
- 解決のヒント: 脳の検索フィルターを書き換え、試行回数を増やします。
- キーワード:確証バイアス、試行回数、生存者バイアス、自己奉仕バイアス
- [🔗 詳細は「自分の“運のよさ・悪さ”を過大評価してしまう理由」へ]
「自分を操る側」に回る共通ステップ:脳の取扱説明書
3つのバグに共通する解決策は、「メタ認知」です。そして、「あ、今脳がバグってるな」と気づくだけで効果があります。自分を操る側に回るための、誰でもできるステップを解説します。そして、根性論を捨てるためのハック(2分間ルールやリフレーミングなど)を説明します。
「実況中継」で脳を切り離す
「動けない」「緊張してきた」と感じた瞬間、心の中で実況を始めます。「あ、今自分の脳がバグを発動させているな」と言うようにします。これだけで、脳の暴走は止まり、冷静な判断ができるようになります。
根性を捨てて「仕組み」を置く
やる気に頼るのをやめるようにします。そして、やる気が出なくても動ける仕組みを先に準備しておきます。それは、「2分間ルール」や緊張しても言葉が出る「話の型」などです。
完璧ではなく「更新」を目指す
最初から100点を目指すと脳はフリーズします。それは、「今日は0.1だけ進めば合格」という低いハードルを設けます。それにより、結果的に脳を一番スムーズに動かしてくれます。
内容の整理とまとめ
内容の整理
ここまでこのブログでは、なぜ、頑張っても人生が変わらないのか?、私たちがハマりやすい「3つの脳の罠」、今日から「自分を操る側」に回るための共通ステップについて説明しました。まず、なぜ、頑張っても人生が変わらないのか?について、脳が原始時代からアップデートされていないことを説明しました。次に、私たちがハマりやすい「3つの脳の罠」について、「始められない」バグ、「話せない」バグ、「運が悪い」バグを説明しました。最後に、今日から「自分を操る側」に回るための共通ステップについて、「実況中継」で脳を切り離す、根性を捨てて「仕組み」を置く、完璧ではなく「更新」を目指すを説明しました。
まとめ
「性格だから変えられない」という言葉は、捨ててしまった方が良いと思います。そして、抱えていた生きづらさの正体は、単なる脳の仕組みによる「勘違い」でした。つまり、脳は、一度仕組みを理解してしまえば、壁を超えることができると思われます。そして、自分を責めるのをやめて、自分の脳を「面白がりながら操作」すると考えると流れが変わると思われます。また、小さなハックの積み重ねが、いつの間にか、あなたが想像もしなかった大きな変化をもたらすと考えられます。


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