長期記憶

「最初はあまり信じられなかった、時間がたつと妙に納得してしてた」、「忘れたはずの言葉が、気づけば心に残っている。」このスリーパー効果では、メッセージが記憶に残り、情報源のことを忘れてしまう特徴、具体的例、対策等を説明しています。

せっかく勉強したのに、次の日にはもう半分以上忘れていた…忘却曲線は「人が記憶をどのくらいのスピードで忘れるか」を示す理論であることを説明しています。忘却曲線から導かれる学習で効率よく記憶を定着させる方法についても説明しています。

初頭効果、親近効果、使われ方、脳内での働き、ピークエンドの法則との違いについて説明をしています。脳内では記憶を司る海馬や、注意・情報処理を担う前頭葉の働きとの関係、初頭効果は長期記憶への転送、親近効果は短期記憶への保持を説明しています。

脳が「理解」するメカニズムを解き明かすと題して、「わかる」ための要素として、全体像を捉えるパターン認識、情報の枠組みを作るスキーマ、ワーキングメモリに保存した内容を長期記憶に定着させるという３つでわかりやすく説明しています。