入学式や入社式で見かけたメガネをかけた人が賢そうに見えたことがあります。しかし、後になってみると普通ということが多々ありました。このように、メガネをかけるとなんだか知的に見える気がするということがあります。また、仕事の場面ではメガネをかけたほうが信頼される気がするということもよく耳にします。多分、それは初対面に限るような気がしますが・・・。そして、このようなメガネをかけることによる“印象の変化”を多くの人が感じているようです。
しかし、メガネによる印象の変化は気のせいではないようです。そして、これは、心理学的に説明できる現象のようです。また、メガネの選び方について、テレビ番組で取り上げられていることがあります。そして、そこでは状況、顔の形に合わせた眼鏡選びなどが取り上げられていました。
そこでこのブログでは、メガネが人の印象に与える影響に注目することにしました。そして、ここでは、メガネによる印象の変化、印象操作ツールとしてのメガネ、心理学的なおすすめのメガネ選びについて調べましたので以下に説明します。
メガネによる印象の変化
印象が変わるのはなぜか
メガネは、顔の中でも「視線が必ず通る位置」にあります。そこで、心理学では、視線が集まる部位は印象形成に強く影響するとされています。メガネはその代表的な“印象操作アイテム”です。
スキーマ(知識の枠組み)が自動的に働く
人は「メガネ=勉強」「メガネ=読書」「メガネ=研究者」という文化的イメージを持っています。 そして、この既存のイメージが、初対面の人にも自動的に投影されます。そのため、メガネをかけるだけで「知的」「真面目」という印象が生まれます。
ステレオタイプの即時適用
心理学では、第一印象は数秒で決まると言われています。また、脳は“判断のショートカット”としてステレオタイプを使います。そして、メガネはそのショートカットに強く作用するため、以下のような評価が瞬時に付与されます。
- 誠実そう
- 落ち着いていそう
- 信頼できそう
顔の輪郭を整える「視覚的フレーム効果」
メガネのフレームは、顔の中心に“枠”を作ります。そして、この枠が視覚的な安定感を生み、顔の印象が整って見えることになります。その整い方を以下に示します。そして、こうした視覚効果が、印象の変化をさらに強めます。
- 顔の左右バランスが良く見える
- 目元の印象が強調される
- 顔の余白が減り、引き締まって見える
メガネが与える具体的な印象の違い
メガネの形状・太さ・色は、心理的イメージを大きく左右します。そこで、ここでは「なぜその印象になるのか」を心理学的に説明します。
細いフレーム:知的・繊細・落ち着いた印象
細い線は「控えめ」「繊細」「ミニマル」といったイメージを持ちます。そこで、心理学では、細い線は“刺激が弱い”ため、落ち着いた印象を与えやすいとされています。
太いフレーム:個性的・主張が強い・クリエイティブ
太い線は「強さ」「存在感」「自己主張」を連想させます。このように、視覚的刺激が強いため、以下のような印象につながります。
- クリエイティブ
- 個性がある
- 自信がある
丸メガネ:柔らかい・優しい・親しみやすい
丸い形は心理学的に「安全」「柔らかさ」「親しみ」を象徴します。子ども向けキャラクターが丸い形を多用するのも同じ理由です。
スクエア型:仕事ができそう・論理的・真面目
角ばった形は「論理」「秩序」「計画性」を連想させます。そして、ビジネスシーンでスクエア型が好まれるのは、こうした心理的イメージが働くためです。
メガネは「印象操作のツール」になる
第一印象は 3〜5秒 で決まり、その約80%が視覚情報と言われています。つまり、メガネは「最初の数秒で相手の評価を変える」強力なツールです。
面接での印象操作
面接官は短時間で受験者の判断しなければなりません。そのため、スクエア型や細めの黒フレームは、以下のような印象を強めます。このようなメガネの効果が特に強く働きます。
- 真面目
- 論理的
- 誠実
初対面の場での柔らかい印象
また、丸メガネや細いフレームは、以下のような印象を作るため、初対面の緊張を和らげる効果があります。
- 優しい
- 話しやすい
- 親しみやすい
クリエイティブ職での個性演出
太フレームやカラーのあるメガネは、以下のようなイメージを象徴します。そして、デザイナーやアーティストが太フレームを好むのは、自己表現の一部として機能しているためです。
- 個性
- 創造性
- 自由さ
心理学的におすすめのメガネ選び
印象を変えたい場合、心理学的には「視覚的調和」が重要です。そこで、ここでは、具体的な選び方を深掘りします。
眉のラインとフレームの形を合わせる
顔の印象を決める最重要パーツが眉です。そして、眉の角度とフレームの形が一致すると、顔全体の調和が生まれます。
- 眉が直線 → スクエア型が自然
- 眉がアーチ → 丸メガネが調和
フレームの太さは「主張の強さ」
太いフレームは視覚的刺激が強く、個性が際立ちます。また、細いフレームは控えめで、落ち着いた印象になります。そのため、「どれくらい自分を主張したいか」で選ぶと失敗しません。
色は感情イメージを左右する
色彩心理学では、色は感情のイメージを強く左右します。そこで、色は「相手にどんな感情を抱かせたいか」で選ぶと効果的です。
- 黒:強さ・論理性・権威
- 茶:柔らかさ・安心感
- シルバー:知性・清潔感
- ネイビー:誠実・落ち着き
- 赤:情熱・積極性(強い印象)
まとめ
ここまで、メガネによる印象の変化、印象操作ツールとしてのメガネ、心理学的なおすすめのメガネ選びについて説明しました。まず、メガネによる印象の変化について、印象が変わるのはなぜか、メガネが与える具体的な印象の違いについて説明しました。つぎに、印象操作ツールとしてのメガネについて、面接時、初対面、クリエイティブ職などについて説明しました。最後に、心理学的なおすすめのメガネ選びについて、眉のラインとフレームの形を合わせる、フレームの太さは「主張の強さ」、色は感情イメージを左右するを説明しました。
まず、メガネによる印象の変化は気のせいではありませんでした。また、メガネは、心理学的に「印象を変えるための最も強力なアイテム」のひとつでした。そして、形・太さ・色によって、知的・優しい・個性的・仕事ができそうなど、さまざまな印象を作ることができます。
また、第一印象は数秒で決まり、視覚情報が大半を占めるため、メガネはその瞬間に大きな影響を与えました。次にメガネを選ぶときは、ぜひ心理学的な視点を取り入れ、「自分がどんな印象を与えたいのか」 を基準に選んでみるという方法が試せそうです。しかし、時間の経過によって外見ではなく内面が見られることは認識しておかなければならないと思われます。

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