PR

わからないことがわからない!

その他
スポンサーリンク

 新しい仕事をしようとした時、「わからないことが、わからない」状況になったことがあります。「わからないことがあったら聞いて下さい」と言われましたが、わからないことがわからないので質問をすることができませんでした。また、「わからないことが、わからない」と言ったら、「他の人からは、何を言っているかわからない!」と言われました。わからないことがわからない状況について説明します。

一般的には

 「わからないことがわからない」という状況は、何に疑問を持っているのか、何を知りたいのか、あるいは何が問題なのかすら明確に認識できていない状態を指します。これは、以下のようなシチュエーションがあげられます。

  • 知識や経験が圧倒的に不足している場合: 例えば、全く新しい分野に足を踏み入れたばかりの時、基本的な概念や全体像が把握できていないため、どこから手をつけていいのか、何が重要なのかさえも判断できないことがあります。
  • 問題が複雑すぎて全体像が見えない場合: 複雑に絡み合った問題に直面した際、どこから手をつければ解決に向かうのか、どの部分に焦点を当てるべきなのかが分からず、ただ漠然とした不安や困惑だけがある状態です。
  • 情報が多すぎる、あるいは少なすぎる場合: 膨大な情報に埋もれてしまって、何が重要で何がそうでないのか選別できない場合や、逆に情報が少なすぎて何も手がかりがない場合も、何が分からないのかが明確にならないことがあります。
  • 前提や常識が異なっている場合: 他者とのコミュニケーションにおいて、お互いの前提や常識が異なるために、相手が何について話しているのか、自分が何に反応すべきなのかが理解できないことがあります。

私の場合

概要は理解できた

 このようなものを作ってくださいという仕様書があります。これについてはどういうものを作らなければならないのかは理解できています。例えば、「こういう環境下でこういう動作をして、なになにを出して、画面に表示する。」のような内容は理解できています。このような概要の内容は理解できていました。ただし、なんとなく知識が足りないような不安はありました。

作業を進める

 次の段階で設計をすることになります。この段階で問題が明確になりました。どういう順番で何をしなければならないのかを整理しました。これまでうっすらと取り組んだことがある程度の分野でした。つまり、新しいことに取り組むとはいえすべてのことが新しいわけではありませんでした。そのため、なんとなく理解できる部分もありました。しかし、一部分の機能に関してはほぼ初見でした。

 つまり、上記「一般的には」の1項目目の「知識や経験が圧倒的に不足」の内容に該当します。ただし、今回の場合は部分的なものでした。

部分的なブラックボックス

 1部分について、何をどうしていいかわからない状況に陥りました。これが、私の「わからないことがわからない!」状態でした。進捗を聞かれた際に、「わからないことがわからない」というと「聞いて下さい!」と言われました。ただし、何をどう聞いて良いかもわかりませんでした。周りにこのあたりの分野に知識がある人もいませんでした。

対応

 対応は、専門書の入門書から始めてその内容が説明されている専門書を読んで理解するようにしました。その内容を書かれた専門書を読もうとしたのですが、それがまったく理解できなく、使用できないので入門書から始めました。

今なら

 今、「わからないことがわからない」状態に陥ったら、生成AIに問いかけると思います。1回目の回答が理解できない場合は、更に、その内容について説明を求めると思います。それがプログラムだった場合は、ソースコードの例まで示してもらうと思います。生成AIも思った答えが得られていない場合があるので、質問を問いかける内容の条件提示や文章に気をつける必要があると思います。

コメント