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「承認欲求」の正体とは?SNS時代の自己肯定感:他者に認められたいと願う根本的な理由

心理
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 SNSに何かを投稿した後、つい「いいね!」の数を何度もチェックする。また、SNSに投稿する前に、他人の反応を想像する。そして、仕事で成功しても、誰にも褒められないと虚しいと感じる。または、ファッションや持ち物で、周囲からどう見られるかを意識してしまう。このようなことはよくありそうな気がします。これらの行為は、誰かに認められたい、自分の存在を肯定してほしいという願いです。これは決して恥ずかしいことではありません。これは、心理学者のマズローが指摘した人間の生存と精神的な健康に不可欠な根源的な欲求の一つです。

 しかし、手軽に繋がれるSNS時代は、承認欲求際限のない飢餓状態に陥りやすい環境です。そして、他者との比較を通じて自己肯定感を低下させる原因にもなりがちです。

 このブログでは、他者に認められたいと願う根本的な理由について調べました。そして、SNSに依存する「他者依存の承認」から脱却する方法、内発的な承認によって満たされた揺るがない自己肯定感を育むための具体的な方法について調べました。以下に説明します。

承認欲求の正体

承認欲求の起源:マズローの欲求5段階

マズローの欲求5段階説(マズローの欲求段階説):
 マズローの欲求5段階説とは、人間の欲求を5つの階層に分けた理論です。下の階層の欲求が満たされると次の階層の欲求を求めるようになるとされます。具体的には、下から生理的欲求安全欲求社会的欲求承認欲求自己実現欲求の5つです。 

  • 「承認欲求」の位置づけ:
    • 尊敬の欲求として、生理的欲求、安全欲求、社会的欲求の上位に位置づけられます。そして、人間に不可欠な欲求です。
    • 承認欲求の2つの側面:
      • 低いレベルの承認欲求: 他者からの尊敬や評価、地位です。そして、これは外発的なものです。
      • 高いレベルの承認欲求: 自己の能力や達成感に基づく、自己尊重です。そして、これは内発的なものです。
  • 根源的な理由: 人間は社会的な動物です。そして、集団内で自分の存在価値の確認が、精神安定と生存戦略上、不可欠だったためです。

健全な承認と不健全な承認(「自己肯定感」との関係)

  • 健全な承認欲求: 努力や成果を認められ、自己肯定感を育むエネルギーになります。
  • 不健全な承認欲求(他者依存): 常に他者の評価や反応に依存します。そして、それがなければ自己価値を感じられない状態です。この状態が自己肯定感の低さと密接に結びついています。

SNSが承認欲求と自己肯定感に与える影響

ポジティブな影響:SNSの「光」

  • 手軽な自己表現と繋がり: 居場所を見つけたりします。また、趣味や専門性を認め合うコミュニティの形成を助けます。そして、社会的欲求と承認欲求を満たします。
  • 自己効力感の確認: 自身の投稿が具体的な反響を得ることができます。「自分には影響力がある」という有能感自己効力感を高めることができます。

ネガティブな影響:SNSの「影」

  • 承認欲求の際限ない「飢餓状態」:
    • 「いいね!」が数値化され、際限なく高い評価を求めるようになります。そして、その結果、欲求が満たされにくくなります。
    • 承認のサイクル(投稿→反応待ち→次の投稿)が短期的・依存的になります。
  • 他者との比較と自己肯定感の低下:
    • SNSで見える他者の「成功した部分」や「華やかな日常」と自分を比較します。その結果、劣等感や自己肯定感の低下を招きます。
  • 「承認」が目的化する: 他者からの承認を得るためだけに行動し、疲弊します。

まとめ

 ここまで、他者に認められたいと願う根本的な理由SNSに依存する「他者依存の承認」から脱却する方法、内発的な承認によって満たされた揺るがない自己肯定感を育むための具体的な方法について説明しました。まず、承認欲求の正体について、マズローの欲求5段階と健全な承認と不健全な承認から説明しました。次に、SNSが承認欲求と自己肯定感に与える影響について、ポジティブな影響とネガティブな影響を説明しました。

 そして、承認欲求は人間にある自然な欲求でした。しかし、どこからどのような承認を得るかが問題でした。つまり、外発的評価ではなく、自分の努力、成長などの内発的基準に自分を認めるようにする。そして、誰に認められるかではなく、自分が納得できる行動ができているかに注目する必要があるように感じました。

 

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