オフィスや教室に響く「カタカタ」「パチパチ」「カチカチ」などという音が気になります。そして、この音正体は、表現は色々ですがキーボードを叩くときに出る音です。また、作業をしていると気になりストレスに感じることがあります。そして、これを「キーボードハラスメント」と呼ぶらしいです。まさか名前がついているとは思いませんでした。また、これは、広い意味での「音ハラスメント(音ハラ)」の一つと見なされることもあるようです。たぶん、エンターキーかリターンキーを音が大きいような気もします。そして、音の大きさのパターンは人によるような気がします。
このブログでは、キーボードハラスメントがどのようなものか、どのような原因があるのか、そして、それらの原因に対する対策について調べましたので、以下に説明します。
キーボードハラスメントとは?
- 定義: キーボードを強く叩く、Enterキーなどを「ターン!」と勢いよく押すなどです。そして、過度な打鍵音を立て、周囲の集中力を妨げたり、不快感を与えたりすることです。
- 発生場所: 主にオフィスやコワーキングスペース、図書館などの静かな環境です。また、最近では、リモートワーク中に周りにいる家族に対しても起こり得ます。
- 影響: 周囲の集中力低下、イライラやストレスの蓄積があります。そして、職場の人間関係の悪化につながる可能性があります。
原因:なぜ打鍵音が大きくなるのか?
キーボード打鍵音が大きくなるのには、無意識な、使用機器の問題などの原因が考えられます。以下に説明します。
- 無意識・癖:
- タイピングに慣れておらず、キーを強く叩きつけてしまう。
- 自分の出している音に無関心で、音の大きさに気づいていない。
- 意識的に強い打鍵音を出すことで「仕事をしているアピール」をしている。このような心理が働く場合もある、という指摘もあります。
- 身体的な理由:
- 爪が長く、キーボードに当たって「カツカツ」という音が出ている。
- 使用機器の問題:
- 使用しているキーボードの構造上、音が大きくなりやすいタイプである。
- キーボードの下に滑り止めやマットがなく、打鍵の振動がデスクに響いている。
心理的側面
心理的側面は、前項目のなぜ打鍵音が大きくなるのか?の原因の中の無意識・癖に該当します。そして、ここでこの原因の心理学的側面について説明します。
1. 無自覚・集中しすぎ
多くの人にとって、打鍵音が大きくなる最大の原因は「悪意のなさ」と「無自覚」です。
- 集中力の没頭:
- 作業に熱中し、周囲の環境や自分が発している音に意識が向かなくなっている状態です。
- また、タスクに没頭しすぎると、無意識のうちに指先に力が入ってしまいます。そして、キーを叩く力が強くなります。
- 慣れと感覚の麻痺:
- 普段から打鍵音が大きいキーボードを使っている。または、自分のタイピングの癖に慣れてしまっています。そして、そのため「このくらいの音は普通」だと感じてしまっています。
- そして、特にエンターキーやスペースキーなど、使用頻度の高いキーは意識せず強く叩く癖がついていることがあります。
2. 自己アピール・存在証明
打鍵音を出すことで、無意識または意識的に「自分は仕事をしている」というメッセージを周囲に送っているケースがあります。
- 仕事してますアピール:
- 周囲に自分の忙しさや真剣さを伝えたいという心理が働くことがあります。
- そして、大きな音を立てることで、「自分は手を動かして頑張っている」「生産性が高い」と自己肯定感を高めようとします。もしくは、周囲からの評価を得ようとしたりします。このように、自己肯定感を高めたり、周囲からの評価を得ようとするため行動です。
- 不安の払拭:
- 仕事に自信がない、あるいは現在のパフォーマンスに不安を感じている人に該当します。それは、「仕事をしているふり」や「頑張っていること」を示すためのものです。つまり、音という形で存在をアピールすることがあります。
- キーを押したときは、確実なフィードバック(音)があります。そして、このフィードバックが「正確にタイピングできている」という感覚的な満足感や安心感につながっている場合もあります。
3. ストレス・イライラの発散
感情的な状態が、そのまま指先の力に反映されて打鍵音が大きくなるケースです。
- イライラの表出:
- 仕事がうまくいかない、締め切りが近い、人間関係で不満があるなどの人が該当します。つまり、ストレスやイライラを感じているとき、その感情が指先の力となってキーボードに強く打ち付けられることがあります。
- また、強い打鍵音は、無意識のうちにストレスを外部に発散する行為になっている可能性があります。
- 焦りやプレッシャー:
- デッドラインに追われているなど、時間に追われている状況の人です。そして、このような状況では、焦りから身体全体が力み、タイピングの動作が荒くなりがちです。
対策と解決策
1. 打鍵音を静かにするための対策
- キーボードの工夫:
- 静音設計のキーボード(静音赤軸、メンブレン、パンタグラフ式など)に変更します。
- キートップにOリングなどを装着し、打鍵音を緩和します。
- デスクにデスクマットや吸音マットを敷きます。
- タイピング方法の改善:
- キーを「叩く」のではなく、「押す」感覚で打つことを意識します。
- 指をキーボードから必要以上に離さないようにします。つまり、キーボード操作のフォームの改善えます。
- キーボードで音がしない程度に爪を短く整えます。
2. 周囲の音に悩んでいる場合の対策
- 自己防衛:
- ノイズキャンセリング機能付きイヤホンを使用します。
- もしくは、集中したい作業の際は、会議室や別の場所に移動します。
- 周囲への配慮を求めて伝える:
- 相手に「集中力を保ちたいので、打鍵音を少し小さくしていただけると助かります」などとお願いします。ただし、、冷静かつ具体的に、感情的にならず伝えます。
- もし、直接言いにくい場合は、上司や人事に相談し、第三者を通じて伝えてもらいます。
まとめ
ここまでキーボードハラスメントがどのようなものか、どのような原因があるのか、それらの原因に対する対策について説明しました。そして、その理由には、大きく無意識の癖、身体的な理由、使用機器の問題がありました。そして、対策と解決策として、打鍵音を静かにするための対策、周囲の音に悩んでいる場合の対策を示しました。また、キーボードの音の背景に心理要素が隠されているかもしれないと思い調べました。そして、ストレスが原因かもしれないという要因もありました。
私の周りの人
キーボードからの音が大きい人が私の周りにも何人かいました。その1人は、明らかにキーボードがよく響くものでした。キーボードのタッチ感が良いみたいですが、音は響いていました。別の1人については、これらの要因が当てはまらないような気がしました。別の要因として、キーボードを叩く際に、緊張からか力が入りすぎているのではないかと思います。あくまでも傾向ですが、パソコンに抵抗がある年齢の高い人がキーボードを叩くときに力むような気がします。あくまでも傾向で、同じような年齢層でも音がほとんどしない人がいます。そのため、パソコンに無意識を含めて抵抗感があることが主要因で癖になったような気がします。ただし、この人に限ってと思います。
どうしようもない場合
しかし、直してもらえないような状況で本当に集中したい作業の際は、会議室や別の場所に移動するなどの対策を取らないといけないような気がします。そして、直らない、直してもらいないなどの状況下では、自分を守る必要があり、自分を守ることが重要であるような気がしました。
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